第2回 支部講習会を開催いたしました!

平成27年10月27日(火)福岡県立ももち文化センター(ももちパレス)にて
福岡西支部講習会を開催しました。
この講習会は、人材育成委員会と流通促進委員会の共催で企画・立案・実施された
ものです。
13時受付開始で、今回支部講習会では初めてQRコードリーダーを県本部から拝借
して、試験的に使ってみました。リーダーは2台用意していましたが、今回の講習
程度(150人)なら、1台で十分まかなえそうです。


さて、講習会は三島支部長の挨拶に始まり、第一部は、「市街化調整区域の基本的
な考え方」と題して、福岡市建築都市部、開発・建築調整課、開発指導第二係長の
渡邊浩徳氏に講演して頂きました。


講演に先立ち、林人材育成委員長より、「調整区域内の家は貸してはいけません。
皆さんご存知ですか?」との問いかけに、知らない方も数人おられたみたいで、
後日数人に聞いてみたところ、「今までそんなの知らんで平気で貸しとった!」と
いう方も・・・・。


調整区域の基本的な考え方の説明の後、調整区域内の新制度、「区域指定型制度に
より許容される建築行為等」の活用と言うことで説明がありました。「こりゃあ何
か特別な許可を取れば調整区域でも家とか建てられるったい!」とか思っておりま
したが、考えは甘く、「人口減少地域」のみの適用とのことで、地域が特に限られ
ているものでありました。(残念・・・)

第二部ですが、こちらは、「人気が出てきた『すまいの健康診断』」とのことで、
福岡県や県協会が推奨する俗に言う「インスペクション」の説明で、検査機関であ
る (株)ERIソリューション 福岡事務所副所長の中野薫氏に講演頂きました。
福岡県や県協会の補助金利用でとても安く(無料のケースもあった)受けられ、
建物の瑕疵を最小限に抑えることができ、また住宅ローン優遇や耐震基準適合証明
書の取得、新たに瑕疵保険まで付けることができるようになったことから、買主に
とても喜ばれる制度です。
買主に喜ばれるということは、「多少なりとも売れやすくなる」→「他との差別化」
→「業者売主の物件はもとより、仲介物件でも受けておきたい」となってきている
訳であります。補助金枠ももう少しは有りそうですので、利用されたことのない方
は、試しに受けられてみては如何でしょうか。
因みにこの第二部ではスクリーン投影用のタブレットPCというかマウスの調子が悪
く、改ページのため講師の真ん前に付きっきりだったので写真が撮れませんでした。
(申し訳ない。。。)


ということで、今回もとても身の有る支部講習会でした。(自己満足?)

流通促進委員長  倉光