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2020年 支部長 年頭挨拶

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、福岡西支部の会員数は、12月末日現在で613名でございます。これは昨年度とほぼ同数でございまして、会員数600台を維持いたしました。県下10支部中、4番目に会員数の大きな支部でございます。

 今年は『オリンピックイヤー』となり、個人的にはスポーツ選手の動向に興味が行くものの、不動産取引の動向はどのようなものになるのか予想がつきません。東京オリンピック・パラリンピック後の不動産市況の冷え込みが危惧される反面、IR法案の成立や大阪万博がその後に控えており、直接福岡は関係ないのかもしれませんが、不動産市況としては波及的な影響があるかもしれません。一方で、深刻化する空き家問題について、賃貸物件においてもリフォーム事業が注目を浴びてきていますし、売買においては、「リースバック」という新しい手法も出てきています。このように、様々な経済要因や、取引の変化があり、先の見通しは非常に困難です。

 そして、本年は『民法改正イヤー』でもあります。すでに売買・賃貸の契約書改訂版の見本も公開され、講習会も盛んに行われています。当支部でも改正直前期に、契約書についての講習会を行う予定ですので、是非足を運んでいただけると幸いです。
 しかし、やはり実務の細かい部分や、新民法施行後に出てくる問題点については、弁護士などの専門家にもわからない点が多々あり、結局は新しい判例の積み重ねを待たなくてはならない状況となっています。

 このように複合的で未知の状況に対して、我々、宅建業者がしっかりと対応していくためには、まず正確な知識を身につけ、一つ一つの取引を注意深く行っていく必要があります。また、先日、九州各県の相談所を担当する委員長の会議に出席しましたが、各県とも新民法施行後に問題点が発生した場合や、問題が発生しそうな場合にいち早く情報共有して、対応策を考えていくことが大切になるという認識がありました。
 そこで、福岡西支部の基本方針として掲げさせていただいている「信頼と融和」を思い出していただき、是非、業者同士の横のつながりを大事にして、問題発生前にお互い相談してみることも大切ではないかなと思います。

 支部長を仰せつかり2期目、後半戦もまもなく終わろうとしていますが、執行部一同最後まで全力を尽くしますので、皆様のなお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が、皆様にとって、実り多き素晴らしい一年となりますことを心よりお祈りし、挨拶に代えさえていただきます。
福岡県宅地建物取引業協会
福岡西支部
支部長 鶴田 誠二